「埼玉県および西武園ホームの選手」、「大宮•西武園記念優勝選手」、「G1•GP優勝選手」等の登場マンガと、何でもネタマンガを交互に更新しています。
SR85話『オイシイのはどっち?』

なんと、関センセェが、めずらしい食べものをおすそわけしてくれました。
冬にむけての栄養補給〜になるかしら…?


やれやれ、そんなふ~に切りかえされたか…
まっ、い~や!
ところで「昆虫〜食」ってさ、見た目からしてムリ~って人は多いじゃん
あたしも、セミとか巨大イモ虫系みたいな大きいサイズは、やっぱ抵抗あるもんね…(笑)
だけど、イナゴの佃煮が大丈夫なのはかわいいサイズなのと、幼いころ、わけわかんないままクチに入れちゃったのが大きかったのかも(笑)
昔は秋になるとイナゴ採りに出かけるヤツも結構いたんだよな
今は物価高が続いてるし、こういうのがまた復活するんじゃねえか?
あたり!
オレ達も今度、イナゴ採りに行くか?
あっ、いいかもね~、それ!
スナック菓子の代わりになるかも(笑)
ねえねえ、そういう話ならオレも混ぜてよ
大昔だけど、オレもイナゴ採りとか蜂の子採りやったことあんのよ
へえ~そうなの!?
じゃさ、今回はあたしのかわりにA面でもなんかしゃべってよ
了解!
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●代わりに しゃべってもらいます
とゆ~わけで今回はタナカセンセェがこれからおしゃべりをします。
では、ど~ぞ!(笑)
●食べてビックリ!おいしかった
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はい、それでは!
え~っとね、もうかなり昔の話だけど、知人に誘われて蜂の子採りとイナゴ採りには行ったことがあんのよ。
蜂の子は20代、イナゴは40代の頃だったかな。
まず蜂の子だけど、採集行為自体はメチャクチャ面白くて楽しかったんだけど、収穫後、オレは料理したものをクチにする事ができなかったんだ。
やっぱり見た目が気味悪いでしょ。
他のメンバー達は、蜂の子ご飯とか天ぷらとか喜んで食べてたんだけどさ…
で、その後は、いくら採集が面白くても食いたいと思わない物採りに行っても仕方ないので、蜂の子はそれっきりで終了。
さあ、そんでそれから約20年…
ある日突然、今度は別の知人からイナゴ採りに誘われたのよ。
蜂の子の件があるので少々悩んだけど、その時、誘ってくれた人が佃煮の現物持ってて試食を勧めてくれたのね。
やっぱり見た目は不気味だったんだけど、40代くらいになると食い物に関して多少勇気も出てくるのかね?
覚悟を決めてクチに入れたの。
そしたら、なんとおいしくてさ!
なので、イナゴ採りは喜んで同行し大量に収穫!
収穫後はホイホイ気分で佃煮の作り方を聞いて、帰宅後、早速トライ。
●久しぶりに食べたくなった
当時はまだ、ネットで検索ってのが一般的じゃなかった頃なので、耳で聞いたやり方を必死で思い出しながら調理したね。
で、出来上がりはというと、忘れて抜けてしまった工程もあったけど、まあまあの出来。
おいしく消費させて頂いたっけな。
でも、蜂の子同様、こっちもその後定期的に採集に行くって事にはならなくてね。
20代の時と違って、雑誌で連載持ってたからさ。
あと、食いたくって仕方がなくなるってほどの物でもないし…
それでもたぶん、2~3回は行って、そのままフェードアウトって感じかな。
だから、もう20年くらいイナゴはクチにしていないかも。
今じゃ味もほとんど覚えてないけど、懐かしくは感じるね。
もし、どこかのお店で見かけたら買っちゃうかも…
あっ、それから蜂の子もさ、今ならきっと、迷うことなくクチに入れられると思うな(笑)
へえ~、自分で佃煮にしたんだ?
すごいじゃん
だって、誰かに頼むってもんでもないじゃん(笑)
そんなに難しくもなかったし
あたしもどっかのお店で発見したら買ってもいいかな♡
SR85話B面『月日も曜日も関係無し!』


気づけば、もう10月下旬。
ど~やら今年も、あっとゆ~まにおわっちゃいそうです。
来年こそ、い~年になるといいな…(笑)

本当にやんなっちゃうくらい月日の流れが早いよね…
もっとも、20歳過ぎてからは1年が長く感じたことなんて1度もないんだけどさ…
たしかに、そ~だよねえ…
でも、そ~ゆ~感覚って万人共通なんじゃない?
結局、時間に追われる生活からみんな抜け出せないのかも…
でも、センセぇはおじいちゃんなんだし、少しはゆったり過ごせるようになったんじゃないの?
ぜんぜん!
まだ多少の仕事はしてるし、そもそも家事は毎日でしょ
きっと、動けなくなるまではこのままなんじゃないのかな?
でも、動けなくなりたくないっつう思いも当然あるから悩ましいね(笑)
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■今日は何日? さあ、知らねえ…
さて、月日に関するような話ってしょっちゅうしてる気もするけど、今回も懲りずにそれで行くのでご勘弁。
オレさ、マンガ家になって以降現在まで、月日とか曜日の感覚って薄れたままになっちゃてんのよ。
どういうことかと言うと、今日が何日、何曜日ってのをほとんど認識しないまま日々過ごしてるってこと。
ヘタすりゃ、今年が何年かってのも忘れてる時があるくらい(笑)
ホレ、家の中に引きこもって起床や睡眠時間もバラバラって生活でしょ。
そのうえ仕事も、平日、休日、勤務時間、すべて関係なしって形態だからさ…
さらに言えば仕事の仕方も、例えば原稿の作画作業をしながら次回、あるいはその先のストーリーを考えるみたいな流れ。
ゆえに、原稿1本上げる度に ひと区切りつく…みたいな感覚は生まれないわけ。
あとさ、作画作業だけなら時間的計算もつくけど、考える作業の方はまったく計算きかないからね。
考えつくまでは延々ってなっちゃうのよ。
で、当然ながら都合よく思いつくって事の方が少ないでしょ。
なので、年間通してずっと「考える人」みたいな状態になっちゃうわけ。
そうなると、スケジュールに関しては、「◯月◯日」っていうより「あと◯日…」的な考え方になっちゃうんだよね。
というわけで、デビュー後、オレの頭からまず抜けていったのは祝祭日。
次に曜日。
そして月日…
今、語ったような日常じゃ、そんなもん一切関係なくなるってわかるでしょ?
あっ、でも曜日に関しては、土日は編集者さんからの電話、訪問は無いってくらいの意味はあったか…(笑)
■アホな出費
でね、そんな流れで生きてきて今度は歳のせいもあるのか、現役時代以上に年月日の感覚が薄れちゃってるみたいでさ。
先月の9月23日、こんなマヌケな事があったんだ…
銀行店舗外のATMなんだけど、お金引き出すため車で出かけたのね。
んで、出発してから妙な違和感覚えたのよ。
その日は、平日火曜で午前11時頃。
普段なら混むことはない道で、なぜか渋滞発生。
(事故でもあったのかな?)
そんなこと思いながらATMに着いて、お金を引き出そうとしたら
「時間外、110円手数料がかかります」
の表示。
(え~っ、この時間なのに!?)
ビックリしたけど、わざわざ車使って来てるでしょ。
手数料同意して引き出したの。
(ATMの利用法、知らないうちに変わっちゃたんだろうか…?)
モヤモヤしながら帰路につくも、そこでもさらなる違和感発生。
(帰りもなぜか道が混んでるけど、何でだろ…?)
おめでたい話だけど、この段階でもまだ、この日が祝日だったと気づかなかったわけ。
けど、途中でスーパーに寄って、通常の平日ではあり得ない駐車している車の数と、子ども連れ客の姿を見て、ようやく
(もしや!)

家に帰って、PCで検索。
『9月23日・秋分の日』だって!
『秋分の日』…!
あ~、そういやそんなような祝日があったっけ!
でも約40年、そういったものと無縁だったからね…
110円、損しちゃった。
まあでも、あたしたちの職場も祝祭日関係なしって点ではおなじだからね
ただ、年月日がわからなくなるってことは、あまりないけどさ(笑)
それでもね、大晦日や元旦が気づかなかったって事は不思議と1度も無いんだよね
年末年始もぶっ通しで仕事なんて普通にやってたんだけど…
あっ、でも年末年始はアシスタントさん入れるって事が無いから、そのせいかな?
GPの翌日だからってことなんじゃない?
あ~、なるほど!
そうかも!

さあ、みなさま!
今年もたのしいGPをむかえられるよう元気でがんばりましょうね。
「でわ!」
