【はじめに】
現在、国内外では新型ウイルス関連による混乱状態が続いています。
一日も早い事態の終息を願っております。
このような状況下でありますが、当ブログは普段通りのスタイルで制作させていただきたいと考えております。
よろしくお願いいたします。
田中誠
あたりです♡♥♡♥
いよいよタイトルホルダーとなった清水裕友(105期・山口)選手と、先日ひとっぷろ浴びてきました=(^.^)=
未来の大スター候補は、未来の競輪プログラム改革(KPK)についても、とてもいいかげんに語ってくれました:;(∩´﹏`∩);
※今回の漫画原稿、実は2月上旬にはほぼ完成させておりまして、その後まさかこのような事態になるとは想像つきませんでした。
現在の状況下ならプログラム改革案というよりウイルス対策案といったオチにする方がしっくりきたかもしれませんね(作者)
全日本選抜は、松浦悠士(98期・広島)のカマシに乗った清水裕友(105期・山口)がG1初優勝。
脚力だけで勝負をする競輪もいいんだけど、鉄砲玉や露払いを演じる選手も混ざって競う競輪がオレはやっぱり楽しめるな。
何よりドラマがあるしさ。
なぜ犠牲的な走りをする選手がいるのかって不思議に感じる競輪初心者もいるかもしれねえけど、理解しちゃえばそこが一番面白えとこだと思うんだ。
前で引っ張るのも、後ろを守るのも最終的には己の明日のため。
今回、お前らには、前で駆けていた頃の思い、マークで走るようになった現在の思いなんかを聞かせてもらおうかな。
今思うと、前を走っていた時の競輪はどちらかというとKEIRINという感覚でした。
それはラインの先頭として走る上で基本的に敵は別線の自力選手。
スピードとパワーと駆け引きによって勝ち負けが決まるレースというのは私にとってそれは競輪よりもKEIRIN。
もちろん、後ろの選手への想いを込めながら走るレースもたくさんありましたが、まずは自分がラインの選手達を連れて行くために、そしてラインとして勝つために、そのような想いで走っていました。
しかし追い込みになってからは、それが変わりました。
KEIRINから競輪へ。
より奥が深いものになりました。
自分の勝利の為に走るのは当たり前の事ですが、追い込みになって改めて前を走る選手、そして後ろを固めてくれる選手の事も考えながら走らなくてはならなくなりました。
番手には番手のやるべき仕事、3番手には3番手のやるべき仕事があります。
先頭で走るよりも地味な事もありますが、とても大切な役割分担があるのです。
そしてスピードやパワーに加え、追走の技術も並走のテクニックも要求される奥の深いものになりました。
自身が追い込み選手になってから、ようやく競輪選手になる事が出来たという感じです。
これからも自転車を降りるその日まで競輪選手として走らせて頂きたいと思います。
自力でやっていたときは、同県、他県問わず後ろについてくれた選手には結構覚えていただいてます。
良くも悪くもですが…
前に世話になったからっていうので競走得点がその方よりなくても前を回してもらったりしたことがあります。
責任は重大になりますが、いい緊張感でレースすることが出来ました。
いまは誰かの後ろを回ることがほぼですが、基本的に自分も競走得点だけではなく、ラインを組む子の話を聞いた中で考えるようにしています。
単純に世話になってるからではなく、後輩を育てる意味でも前を回すことによってそのレースに対して何かを学んで次に繋げてもらいたいという気持ちがあるからです。
そんな人情的な部分も競輪の醍醐味だと思います。
中々推理としては難しいと思いますが、競輪の面白さの一つとして楽しんでもらいたいですね。
あたしの競輪初体験は幼稚園のころでした。
でも、ぐーんと興味をもちだしたのは小学生のころ。
父が、
「あたり、競輪ってのはな、学校の運動会みてえなもんなんだぞ!
(かけっこ)とか個人で一等、二等を争うもんもあるけど、最終的には紅組白組どっちが勝つかだろ。
どのクラスが勝つかだったり。
競輪も同じ。
それぞれの選手が仲間を作って、みんなで協力しあって金儲けしようって競技なんだ」
あたし、そ~ゆ~ふうに聞いた瞬間、なぜかドキドキしちゃいました。
クラスのみんなでいろんなことしたりするのが大好きな女の子でしたから♪☆★♬☆★♪
それからというもの、どの選手とどの選手が仲良しなのかみたいなこと、父にさんざん聞きまくりました♪( ´θ`)