しょ~しょ~時間はたっちゃいましたけど、あのお方のオールスターでの戦い
とってもみごとでした!
ホントつよかったですよね~
♡♥♡♥
●脇本素晴らしい
優勝した古性を褒め称える前に、まず脇本に関して感想言わせてもらうわ。
前回のブログでも触れたけど、今回はオリンピックから中0日での参戦。
これのために何年も頑張り続けてきた集大成の直後だべ。
疲労の度合いたるや最たるもんだったと思うんだ。
で、注目を集めたオールスターの第一線、どうにもならずの走りを見せ、
「やっぱ、仕方ねえよなあ…」
と思わせたのに、それ以降の走りは見事の一言。
新田だって同じ。
よくぞ決勝まで進出して、期待される選手としての責任も果たしてくれたもんだと思うよ。
●最高の名誉
さて、ほんで今回の主役、古性!
捌きの名手として活躍してきた男もついに無冠を返上。
昔と違って、今は30歳からでも全然遅くねえからな。
しかもよ、今一番強い先行の後ろをまわる実績と権利を手にしてるんだぜ。
番外編の14でも話したけど、『本線の番手』ってのはマークを狙う選手にとって最高の位置であるとともに最高の名誉なんだ。
「もうバンバン行くしかねえだろ!」
●日本一の捌き
古性選手、初G1制覇おめでとうございます。
何年も前からG1制覇は期待されていたでしょうが、獲るべくしてようやく獲ったっていう感じですかね。
彼のレースを見ているとBMXで培った巧みな自転車捌きとコース獲りでどこからでも連に絡んでくるっていう印象があります。
オールスターの決勝は、東京オリンピックから中0日で臨んだ福井の脇本選手の番手でした。
ナショナルチームとして世界で戦ってきた彼の強さもありましたが、それをしっかりと差すところも素晴らしかったですね。
レース後のコメントで平原選手も「日本一の先行選手と日本一の捌きの選手がラインを組まれたら厳しかった」と言っていました。
2021年も後半に入り、グレードレースも残すところ3つとなりました。新しいスターがまた誕生するのか、これから楽しみですね。
●BMX選手の技術に驚き
副支部長のコメントにあるように、獲るべき選手がようやく獲ったという一言に尽きますね。
以前、奈良記念の2次予選で古性選手ラインの3番手に付かせてもらった事がありました。
捲り展開になって3コーナーで凄いブロックをされ前輪が払われそうになった瞬間に車輪を引っこ抜いて軽々避けて捲り切り1着、後ろから見ていて技術の高さに驚いた事がありました。
BMXの全日本チャンプから競輪への転向。
BMX出身の選手は自転車の扱いが上手いと今まで話に聞いていましたが、東京2020オリンピックで実際にBMXのレースをテレビで観戦して選手達のダッシュ力、体重移動、そしてハンドル捌きの素晴らしさに驚きました。
あれだけのスキルがあれば当然競輪でも大きな武器となります。
●KEIRINと競輪のタッグ
レース参加時の古性選手しか知りませんが、イメージは侍のような寡黙な漢。
1つタイトルを取って浮かれる事なく、さらに高みを目指して行く。
GP2021に向け脇本雄太という世界に通用する先行選手と強力タッグを組み、ここ数年タイトルのたらい回しをする松浦清水の黄金ラインと良い戦いが観られると思います。
そしてその先も脇本選手と古性選手のKEIRINと競輪が融合してさらに競輪界を盛り上げてくれるでしょう!