SR77話B面『夢のお告げ?』

本日のざれごと

「ふわ~あぁぁぁあ…」
陽気が良くなってきたせいか、日々、眠気におそわれてる あたしです。
あ~、このまま ずっと寝ていたいな~~~
zzz…

いいなあ~
桜の下で、一眠りか…

でも、同感、同感!
オレも毎日、眠てえ~~~!

でも、眠たくなって、そのまま寝れることって本当幸せなんだよねぇ…

あれ、センセェ、不眠気味なの?

いや~、違う違う!
そ~ゆ~のは、今はほとんど無し

一時は、なかなか寝付けない、眠っても すぐ目が覚めるってのがあったんだけど、それももう いい思い出って感じになってるかな

ゆえに、よく眠れるようになった今に、とっても幸せを感じてるってこと

まあ、もうおじいちゃんだからね
い~んじゃないの(笑)

あっ、でもちょっと待って!
一月くらい前だったかな、すっごい夢見て一気に目が覚めるってことがあったよ…

相当久しぶりなんだけど、何者かに追いかけられて、刺される夢…!

いっ…!?

たしか、30代前半の頃だったかな、そういう夢しょっちゅう見てたのよ
30年ぶりくらいに見たんで懐かしいなって思っちゃってさ(笑)

う~ん…
なんか聞きたくないよ~な話にもってかれそう…

アッハッハッ
じゃ、ご期待にお応えしよ(笑)

どんなに逃げても

というわけで、昔よく見た夢の話なんだけど、いやも~、本当に よく刺されてさ…(笑)
何回、やられたかわかんねえもん。

まさに、粘りがイマイチの先行選手気分(笑)

他人様に夢占いとかされちゃうといやなので、あまり詳しくは話さないけど おおよそのストーリーは、毎回ほぼ一緒。

暗闇の中、オレは得体の知れない何者かに追われてて、必死で逃げまわってるのね。
だけど、最終的に必ず逃げ場のない場所まで追い詰められて、問答無用で刺されるの。

不思議なことに凶器は必ず刃物っぽい物か鋭利な棒のようなもので、銃的な物は一切なし。
まあ、いつも闇夜の中での出来事なので、明確にはわかんないんだけどね…

で、身体で刺される場所もだいたい一緒、正面から…

あの~…
けっこうくわしく話してない?(苦笑)

 

 

ハッハッハッ
んでね、その瞬間

「ギャ~~!!!」

っつう、凄まじい悲鳴を上げて、そんで目を覚ますわけ。

これも毎回、ほとんど同じ。

で、そのまま またウトウトってパターンだったのかな…

当然、家族も

「何事~!?」

って飛び起きるんで、夢の中だけでなく実際にも声を上げてたって事がわかるんだけどさ…

ちっとも楽しい夢じゃないんで2度と見たくないって思うんだけど、度々 家族起こしてた記憶があるからね。

だから、結構な回数見てたんじゃないのかな…

あとさ、夢って ほとんどが すぐ忘れちゃうものじゃん。

未だに覚えてるってのは、同じ期間に繰り返し見てたからってことなんだろうね。

あの頃だけにあった悩み…?

まあ、デビューして5~6年ってくらいの頃だったろうけど、振り返ってみると、その頃だけ特別大きな悩みやプレッシャー抱えてたってわけでもないんだよね。

というより、デビューからクビに至るまで そういうのはずっとだったし…(苦笑)

プライベートでは家族が増えたりなんて時期ではあったけど、精神的悩みやプレッシャーなんて、10代の頃から現在に至るまで延々だもん…(大苦笑)

トータルで考えると、色々な面で50代が1番厳しかったような気がするかな…(泣)

なので、なんで あの一時期だけ、あんな夢を見続けたのかは、今持って不思議…

ちなみに、あの夢を見ていた前後だけど、何かの変化だったり特別な事が起こったって記憶は無いんだよね。
いつも通りの日常が、毎度続いていただけ。

もちろん人生を生きてる上での色んな出来事はそれ相応にあったけど、あの夢に繋がるようなって意味でね…

んで、いつしかまったく見なくなったって感じなのかな…

それが、30年程過ぎたところで突如でしょ。

懐かしさと同時に、今の自分の中で何があったんだろうって思わず考えちゃった。

でも、今回もやっぱり、皆目見当つかなくてさ…
あいかわらず、ほとんど変化のない日常を延々繰り返しているだけだし…

夢の意味がわかった!

あっ、でも待てよ…!

今気づいたんだけど、いつもグサ~ってこられる瞬間、叫んで目を覚ますでしょ。

だけど、その場で倒れるとか、もがき苦しんでいるってとこまでストーリーが進んだことないのよ。

つまり、刺される瞬間…
というか、例えば 今まさに腹部に凶器がって瞬間、常に終わってるってこと。

そういや、今回もそうだった…

となると、あの夢の意味って何なのかな…?

う~ん…
あの夢を見続けていた後の約30年、さっきも言ったように、色々あるにはあったけど、とりあえず生きては来れたんだよな…

んで、今回それを、また見たと…

んっ!?

こりゃ ひょっとして、今後も色々…
というか、ピンチや危機的状況に出くわしたとしても、また30年くらいは、どうにか生きていけるっつうお告げなのかも…

「なるほど、そういう事だったのか!」

「いや~、良かった良かった!」

不気味な夢を、そ~ゆ~ふ~に都合よく解釈するのって、まあ いいことだとは思うんだけど、30年ったらセンセェ100歳近いってことだよ(笑)
だいじょうぶ?

あっ、たしかに…
んじゃあ、今後も人様にあまり迷惑かけずに生きていけるって解釈に変更しよう
介護だとか、そういうので…

でもさ、センセェ、今まで人さまにめ~わくかけずに生きてきてたの?

う~ん…
身体的な面ではそれほどとは思うけど、仕事でもプライベートでも かなり多くの人達に迷惑はかけっぱなしだったかも…

あ~、そっか!
つまり、これからもオレは人様に甘えまくって生きて行けるってことだな!
なるほど、そういう事だ!
改めて、良かった~!

ハイハイ、よかったですね…

とゆ~わけで、さいしょは しんぱいだったんですけど、すっごい こわい話にはならずでホッとしています。
みなさまのほ~は、ぜひ たのしい夢をいっぱいみてくださいませね。
「でわ!」

113話B面『心優しき男の大偉業!』

さんむ~い2月におこなわれた『第40回全日本選抜競輪』で、脇本雄太選手(94期・福井)がみごと優勝!
そして、全冠制覇を達成しました!
今後もどんどんタイトル数つみかさねて、競輪史に大きく名をのこす存在になっていただきたいですね

本当に、見事な優勝
そして大偉業の達成だったよね

あと、個人的にふと感じたのは、競輪界も柔和な顔立ちの人間が大活躍する時代になったんだなあってこと

とゆ〜と?

だってさ、今まで大偉業を成し遂げてきた選手たちを思い浮かべてごらんよ
皆さん、威圧感だったり、結構迫力のある顔なさってたと思わない?

でもさ、脇本選手って、優しい顔立ちの どこにでもいるようなお兄さんって雰囲気じゃん
もちろん、王者としての風格や貫禄はあるんだけど、威圧感を感じるってとこまではいかないもんね

まあ、言われてみれば…
むかしの選手はイケメン系でも、いかつい感じはあったもんね…

今までの大物のイメージって、ずっと そういう感じだったけど、これからは どこにでもいるようなおとなしい顔立ちの人間が当たり前のように大仕事をする時代になったってことだよね

これも、一つの進化ってことかな(笑)

でも、あたしは いかつい系もけっこう好きなんだけどね

たとえば?

ナイショ!(笑)

 

「捲り」と思ったら…

さて、脇本選手に関して、もう少々。

今回の決勝戦観て感じたのは、脇本選手って顔立ちだけでなく性格的にも優しいタイプなのかもってこと。

【第40回全日本選抜優勝戦】
① 古性 優作 (100期) 大阪 ⑦
② 吉田 拓矢 (107期) 茨城 ④
③ 深谷 知広 (  96期) 静岡 ③
④ 南  修二 (  88期) 大阪 ⑥
⑤ 眞杉  匠 (113期) 栃木 ⑨ H・B
⑥ 村田 雅一 (  90期) 兵庫 ⑤
⑦ 寺崎 浩平 (117期) 福井 ❷
⑧ 三谷 将太 (  92期) 奈良 ⑧
⑨ 脇本 雄太 (  94期) 福井 ❶

決まり手 差しー捲り

最終2角、目標にしている寺崎選手が捲りを放ち、脇本選手が続くんだけど、オレの目にはバック過ぎから脇本選手が寺崎選手の上をさらに捲って出たように見えたのね。

だけど、その後イマイチ車の伸びが悪いので

(あれ!?  大丈夫かな…)

って、一瞬思ったんだけど、4角過ぎからグ~ンと伸びて、最終的には余裕のゴール。

でね、決まり手に関して、オレは単純に脇本選手の「捲り」勝ちって思ったのよ。
バック過ぎから、ずっと外々踏んでるって印象が残ってたから…

だけどさ、レース後の発表では「差し」ってなってんの。

(おや?)

っと思ったので、ダイジェストを改めて見直してみたんだ。

まず、仲間を優先

そしたらさ、捲って出たように見えた脇本選手だったんだけど、最終3角から2センター、寺崎選手も失速せず懸命に前に迫って行ってる状態だったせいか、その外側まわりながら交わさないよう我慢しているようにも見えたのよ。

通常の形態とは ちょい違うけど、俗に言う「前残し」ってのをやってるように…

なるほど、これなら「差し」って決まり手がつくのも納得、納得。

もちろん、これ、あくまでもオレにはこう見えたって話だから、実際の判定理由も脇本選手の腹のうちもわかんないよ。

でもさ、最後の直線でのスピード具合をみると脚に十分余裕があったように見えるし、なんか そんな感じがしちゃうんだよね。

で、そういう風に考えると、改めて思っちゃうわけ。

(脇本選手ってすげえなあ…!)
(なんて心優しい人間なんだろう…)※もちろん、良い意味で

だってさ、仮にもグランドスラムって大記録がかかったレースでそのチャンスがかなり見えてきた状況で、それでも先に後輩の前残しを考えてるんだもん。

あれ、確実に勝利を手に入れようとするなら、前残しなんて考えず一気に捲って行っちゃった方がベストでしょ。
最後に見せた、あの脚具合から言って…

というより、あの最後のセンター部で、内の人間交わさないように我慢続けている方がよっぽど脚使って危険なんじゃない?

もちろん、後ろまわる以上は最後まで「前」の援護ってのが責任ではあるんだけど、こういう状況の中でも それをキッチリ果たそうとする脇本選手は素晴らしいよね。

あと、脚の調子も、あれが出来ちゃうくらいに良かったって事なんだろうけど…

というわけで、結果も、寺崎選手の「捲り残り」2着で見事ワンツー。

脇本選手、本当に本当にお見事な優勝でした!

 

トップ選手が仲間たちをだいじにする地区って、やっぱりふんいきもい~し強くなるよね
これからの福井県、ますます盛りあがるんじゃない

たださ、繰り返しになるけど、今話たことは あくまでもオレがそう感じたってだけの話だからね

実は脇本選手、あの最終3角、寺崎選手のことなんて これっぽっちも頭になく単に出足のかかり具合がイマイチだったって可能性もないわけじゃないないし…(笑)
あるいは、この先まだまだ寺崎選手を利用するため嫌われないように、あえて援護のマネごとをしてたとかさ…(笑)

関センセェじゃあるまいし!(笑)

脇本せんしゅは、仲間思いで、心やさしき大選手って判断でまちがいないです!

もちろん、オレも そう思ってるって!
ハッハッハッ

はい!
とゆ~わけで、こんかいもオッシマイ!
「でわ!」

 

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