SR63話B面『やっぱり残念…観覧車』

本日のざれごと

さて、今はどっかのけ~りんじょ~で今年最初のG1を開催中のよ~です。
でも、他場の売り上げのことなんて知ったこっちゃありません。
いっさいムシしてほかの話題でもりあがりましょ~!!!

そりゃまあ、そうだよね
実際には、まだ1月中だしさ(笑)

いちおう事情をしらないお客さまもいるかと思ったの(笑)

残念!

というわけで『全日本選抜』には一切触れずでざれごとを少々。

まず、A面で話に出た遊園地の観覧車のことだけど、オレにとってもやっぱメッチャ寂しいことだったなあ…
オレん家と道挟んですぐのお隣さん…
(お向かいさん、かな?)
だったからねえ…【つい先日までの西武園競輪場と西武園ゆうえんち大観覧車】

今の家に住んでもう25年近くになるんだけど、まさに 有ってあたり前、姿が見えててあたり前ってものだったもん。

朝、部屋のカーテン開けりゃ、目に真っ先に飛び込んでくるものだったし…
昼でも夜でもお茶飲みながらぼんやり眺めてるなんてこともよくあったっけ…

【不変だった この景色】

こんなこともしてたっけ

ただ、ベランダに出てメシ食ったりする時はちょっと恥ずかしかったな。
観覧車の中からでも望遠レンズ使えばある程度までは見えちゃう距離感だったからさ。
さすがに食い物の内容までってことはないだろうけど、食ってる姿くらいなら、もうバッチリ。

大昔だけど、オレ以外の家族は時々遊園地入って観覧車に乗ったりもしてたのね。
で、その姿をオレがベランダから望遠カメラで覗いたり、逆に家族が観覧車からこちらを…
なんてことをやってた記憶もあるからね。

なもんだから、ベランダに面したスペースでは、例え部屋の中でも風呂上がりに裸でいる…
みたいなのもしづらくてさ。

綺麗な景色がいっぱいの中、他人の家をわざわざ見てる人なんていないだろうけど…(笑)

ちなみにオレは高いところが苦手なんで、乗ったのはたしか1回くらいはあったかなって程度。

でも、他人様が高いところで楽しそうにしてる姿を見てるのは微笑ましくて好きだったし、自分の子供が大きくなっちゃったあとも結構眺めて癒されてたかな。

観覧車って、親子連れやアベックさん達ってのがほとんど、競輪客っぽいのが乗ってるわきゃないからね(笑)

記録に残さず記憶に残す

さて、そんな観覧車が1月、ほんの1週間程度で影も形も無くなっちゃって…

毎日、窓越しに消えいく過程を眺めてたんだけど、最初 これ定点撮影でもして記録しようかなとも思ったの。
でも、結局やめて自分の脳みその中にだけ残すことにしちゃった。

なぜか?

オレいまだにスマホのカメラ機能とか1人で使ったことがないのよ。
使いたいと思う機会がほとんど無いから、教えてもらっても使い方すぐ忘れちゃうのよね…(笑)

う~ん
いくら年配の人とはいえ
やっぱり、めずらしいってレベルじゃない?(笑)

とにかく老眼その他で小さい文字だの何だのが見えないからさ
だから、覚えようとする前に やる気が失せちゃうわけ

やれやれ…
でも、それなら盗撮とかでつかまる心配がないから、まあ いっか(笑)

昔だったら、やりまくってただろうけどね

えっ⁉︎

ほれ、オレがあのマンガ描いてた頃ってネットは無いし資料もほとんど無し…
さらには競輪場内って開催中は基本的に撮影禁止でしょ
だから、盗撮できたら どんなに良かったか…

盗撮の思い出

これ、過去に話したことあったかな?
覚えてないんで、もし重複だったらゴメンね。

大昔、日自振(現JKA)に事前に連絡して、非開催日のとある競輪場に作画資料用の写真撮りに行ったことがあるんだけど、現地の正門前で警備員さんに思い切り阻止されたってことがあったのよ。

当時、連載中でもあったし、身分も名乗って何度も説明するんだけど

「振興会なんて関係ねえ!ここは『株式会社〇〇〇』の敷地だ!」
「この敷地内には一歩たりとも足踏み入れさせねえ!」

の一点張り(笑)

ちなみに、そこって開催日には 客として しょっちゅう足踏み入れてたとこだったんだけどね(笑)
あと払い戻しなら、通せんぼもされずに非開催日でもあたり前に入れてくれるのにさ…(笑)

仕方ないから、その時は場の外から塀越しにスタンドとか盗み撮りして帰ったの(笑)

今の時代なら さすがにこんな事はないだろうから、そういった意味では貴重かつ楽しい経験が出来てラッキーだったってなって思ってるんだけどね(笑)

「競輪をマンガにするとは何事だ!」

って怒られたくらいの時代だったし(笑)

やっぱ描いてたものがアレだから、それできらわれてたんじゃないの?

まあ、あの時に関しては、警備員さんが場の管理者とかに確認取ってくれれば済む話だったんだけどね

まあ、当時はイカれたお客も多かったから、警備員さんも警戒心が強く働いちゃったのかもね(笑)

ちなみに、どこ?

さんざん通って、お金寄付し続けた
『京王閣』!

あ~、だったら悪いのは、きっとセンセェのほ~だったんだろうな(笑)

え~っ⁉︎
オレが京王閣に何したってのさ(笑)

まあ、でも京王閣は、オレが競輪のマンガを作るきっかけの一つを与えてくれた大恩ある場の1つだからね

特に「日本一汚い競輪場」って呼ばれていた頃なんて、オレにとっては最高の場所だったもん(笑)
今も昔も感謝の気持ちしかないかな(本当)

やれやれ、それじゃめでたしめでたしとしましょうか(笑)

ハイ!
と、ゆ~わけで、今回はおしまいです。
西武園のシンボル的存在だった観覧車は姿を消しちゃいましたけど、また新たにそんな存在が生まれてくれたらな…とも思います。
あっ!
あと西武園所属の『正義のヒーロー!!!』が活躍する史上初のけ~りんマンガとかも生まれてくれたらなあ~…
とも思っちゃった あたしです♡
「でわ!」

お~、いいじゃんそれ!
そ~ゆ~のは、オレもぜひ協力や応援したいな

迷惑です

 

100話B面『後光輝け!』

さて、今年も超大せ~きょ~のうちに幕をとじた『大宮75周年記念』、優勝は山口の清水裕友選手(105期)でした。
5名の優出で期待された地元勢はざんねんでしたが、タナカセンセェ、ご感想~をひとつ!

そ~ねえ…
着外に終わった平原康多選手(87期・埼玉)の姿がやっぱり印象に残ったね

まあ期待されてたし、地元のほこるスーパースターだもんね

平原康多選手(87期・埼玉)

勝った負けたについては特に何もないんだけど、「オヤ?」って感じたことが1つあったんだよね

へえ~、どんな?

輝く存在

これ、あくまでもオレが個人的に感じたってだけの話なんだけど、スーパースターって特殊な輝きを常に放ってる存在だって思ってんのね。

実際目に見えるわけではないんだけど、その姿があるだけで光を感じさせてくれる…
みたいな。

俗に言う「後光が差す」ってやつかな。

例えばオレの世代だと真っ先に出てくるのが中野浩一さん(35期・OB)とか井上茂徳さん(41期・OB)、滝澤正光さん(43期・OB)の当時の三強だったり、吉岡稔真さん(65期・OB)、神山雄一郎選手(61期・栃木)とかさ…

そういう人達って皆さん常に圧倒的なオーラー…
というか、光みたいなのを放ちながら走ってたんだよね。

出走表だって、その名前が載っているだけで輝いて見えるくらいの。

ただね、そういう存在でもある時期から段々と、特に一番肝心な競走中、そういったものを感じなくなってくるのよ。

ひょっとしたらそれって、年齢とともに変化していく脚力、その他とともにやっぱり薄れていくものなのかな?
出走表の名前オーラーは永遠に消えることはなかったんだけど…

それでも、中野さんの場合はまだ頂点に近いところにいた段階での引退だったから競走中のオーラーもそれほど消えてはなかったけどさ。

後光が見えず

でね、平原選手の話になるんだけど、今回の大宮、オレは例によって家で作業しながらぼんやり眺めてたんだけど、そこで「オヤ?」って感じたのよ。

平原選手も現世代のスーパースターの1人でしょ。
今までなら競走中は常に特別な輝きを発しているって存在だったのね。
調子の良し悪しや展開はもちろん、勝敗も関係なく。

だけど今回、なぜかそんな光を感じなくてさ。

例えば優勝戦の最終BS過ぎ、清水選手の捲りにあって態勢的にはもう厳しいなって状況になってたけど一応直後を追っかける形にはなってたじゃない。

こういう時のスーパースターって、やっぱり背中からキラキラした光を発して

(もしかしたら…)

みたいな期待を感じさせてくれたりするものなのよ。

だけど、今回それをまったく感じなかったんだよね…②清水選手を追う①平原選手の背中から光が感じられず

で、ふと思ったの。

(あ~、平原選手もこういう時期に入ってきたのかな…)

って。

さっき話したような、過去のスーパースター達と同様の…

たださ、これってスーパースターに限らずどんな世界で、どんなポジションで生きている人達だってレベルは違えど皆経験することだからね。
これまでなら当たり前のようにやれていたことがそうでなくなるって…

でもね、だからって不幸な状態かっていうと、そうとも言えない気もするの。

自分の中で変化を感じれば、また新たな自分を構築するための日々が始まるでしょ。
それによって精神的にも肉体的にも進化や成長ができるからね。

面白いことに、そうしたらまたもう一回光を放ち始めたりもするしさ。

そういった意味では、これからの平原康多選手の競走ぶりに興味しんしんかな。【NEW平原に期待】

なるほどねえ…
ってことは、センセェもやっぱりそういう経験はしてるんだろうね?
ムダにとはいえ、いちお~トシだけはとってるし…(笑)

そりゃ、もちろん!
肉体同様、脳みそってのもどんどん劣化するもんだから

今話してる事と意味合い的にはちょっとずれるけど、50代後半になった頃だったかな、文章書いてる最中に突如ひらがなやカタカナの文字が出てこなかったりなんてことがあったもん

ひらがなが!?

漢字だったらまだしも、一瞬とはいえひらがなが一文字出てこなかった時はさすがにショックだったなあ…
前に話したことがあったと思うけど、九九が出てこなかったこともあったし…(笑)

老化ってスゴイんだねえ…

60代になった今なんてさ
(あれ、今何しようとしてたっけ?)
みたいなのって しょっちゅうよ(笑)

でもね、そういう自身の変化を感じる度に、また新たに色んなことを考えたり、感じたり、学んだりってのがあるんでマイナス部分だけではないとも思うんだけどさ…

へえ~、そ~ゆ~もんなんだ…

たとえば、若い時にはまるで気づいてあげられなかった年を取ってる人、苦労をしている人の気持ちとか、すごくわかるようになったしね…

年を取れば取るほど、そういう風になってってるような気がするもん…
もちろん、すべての年寄りが そうとは思わないけど(笑)

う~ん…
それってステキな話なんだけど、あたしはできることなら気づけない年齢のままでいたいなあ~(笑)

はい!
とゆ~わけでオシマイです。
「でわ!」

 

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