SR47話B面『変化を実感しちゃったよ』

本日のざれごと

A面は、ど~なることかとおもったけどホッとしました。
OBのおじ~さまたちも、ワッキーの強さをさいにんしきさせられた…
そ~ゆ~ことだったんですね

ところでタナカセンセェは、なんかある?
オールスターのかんそ〜!
もう日にちがかなりたっちゃったけど、少しくらいは記憶のこってるでしょ?

早期追い抜き

もう、はるか昔の事のようにも感じてきてる…(笑)

でも、なんとなく覚えてるのは「早期追い抜き」ってルールに関してかな。
オシッ、じゃ この話でいこっ…!

決勝戦見てて、改めてこのルールはどうなんだろうって感じちゃったんだよね。

これによって、仕掛け時の動きがかなり狭められてるのは確かでしょ。
これがなければ決勝戦、後ろ攻めや、昔でいうイン切り的な戦法、色々な戦い方が出来たと思うし…

暴走を防ぐとか極端なライン戦を防ぐみたいな大きな理由があるのはわかるよ。

けどさ、たとえば「暴走」ったって選手も職業としてやってる以上なんの意味もないことはやらないからね。
今日のことだけでなく、明日のこと、その先のこと、はたまた自分が存在している環境や立場、自分の能力とかいろんなことを考えた上での行動しかしないと思うんだ。

よほどのバカじゃない限り。

競輪はどんどん変わるね

ゆえに結果として暴走になった、大敗したってのはそんなに厳しくペナルティを課さなくてもなあ…
って個人的には思ってんの。

オレが好きだった競輪は、そもそもそういった競技だったし…

でも業界の描く未来図はきっと「競技的競輪」で、そちらのほうへのチェンジを加速させていきたいのかもね?

重ねていうけど、このルールに違反すると

「なんで⁉︎

ってくらいの重い罰則でしょ。

だから、そういうことなんだろうなって思うの。

でも、お客さんたちが新しい競輪を楽しめているように感じられる部分もたしかにあるしね…

結局「作戦型競輪」が面白くて仕方なかったオレが単に時代遅れの存在ってことなのかも(笑)

今の世代が羨ましい

そうそう、記憶がまた少しよみがえってきたんで、こんな感想も少々…

「いや~、それにしても気づかないうちに若い女性のファンってずいぶん増えたね~!」

今回の西武園、ビッグレースってこともあったんだろうけどビックリしちゃった。

オレも今の時代に生まれてたらなぁってホント思ったよ。

競輪場内で女性の姿、場合によっては会話するチャンスがあるかもなんて、オレが通ってた時代にはありえないことだったかんね。

そうでなくてもあの時代、女の子とおしゃべりしようと思ったら競輪の話題なんて絶対口にすることできなかったんだからさ。

たとえば、マンガ家って名乗ることすらいつも躊躇してたのよ…

相手が女性に限らずだけど、それ言っちゃうと

「なに描いてんの?」

って、必ずなっちゃうじゃん。

過去に何度か話してるけど、『ギャンブルレーサー』描いてますなんて本当に言いづらかったから…(笑)

公営競技って不当に差別されまくってたし…
当時は多様性が軽んじられている社会だったんだろうな…

「競輪なんてものは害悪でしかない!」
「今すぐ消えてなくなればいい!」

って、オレの真横で言い放ってくれたおっさんもいたしね…
(もちろんオレの身分は隠してたけどさ)

今の時代は「競輪客イコールくず!」

それに携わってる人間も同様って思われかたはまずしないでしょ?

だからホント羨ましい!

ふ~ん…
なんか、お~げさに聞こえちゃうんだけどなあ…(笑)
考えすぎだったんじゃないの

じゃ、あの時代にタイムスリップしてみなって!

婦女子がさらに集まる競輪場へ

とにかくさ、いい時代にはなりましたってこと。

昔ならありえないって思ってたことがどんどん現実化していってるし、だったらもう競輪場も冗談抜きにオシャレでもあるレジャースポットって風に、こっちの面でもどんどん進化してってもらいたいもんだね。

その頃、こっちはきっとあの世だけど(笑)

たしかに女の子がオシャレして出かけられるような空間になったらい~なあ…
その頃あたしはおバアちゃんかもしれないけど(笑)

 

【付録-競輪黎明期と未来期のレディース・トレンドファッション図】

 

はいはい
またダイコンね…

そのうえこの「れ~め~期」のカット、みごとにやつれて、さらにはステキなデ○パにソバカスまでサービスしてくださって…
あきもせず、クレームのたいしょ~になりそうな表現ごくろ~さまです

公営競技関連?のモノに従事?してる者としてのプライド!
変化してるとはいえ、現時点での社会じゃまだクレームが入らない公営競技なんて、何とかを入れないコーヒーみたいなもんでしょ?

あっそ…

ところでセンセェ
未来のほ~のカットなんだけどさ、未来というよりさらにおもいきり過去にさかのぼってるような気もすんだけど…
大正じだいとかのモダンガールのような…

気のせいなんじゃない?(笑)
ファッションって、ある程度のサイクルで繰り返してるみたいだし…

じゃ、このすさまじい「れ~め~き」ファッションもそのうちまたトレンドになるってこと?
なんか、やだな~…

あっ、それとさ、未来になっても女性~ってやっぱりダイコン持つわけ?

白菜でもいいかもね!
スーパー行って特売のダイコンや白菜ゲットした女性のあの嬉しそう、かつ誇らしげな表情って不変じゃない?(笑)
オレは業務スーパーでいつもモヤシだけど

はい!
とゆ~わけで、今回はこのへんでおひらきにしたいとおもいます。
次回をおたのしみに!

82話B面『あなたのおなまえ何てえの~♫』

みなさま、おつかれさまでした!
オールスター終わっちゃいましね…

さあ、いよいよあたしはこれから夏やすみ!
なわけだから、タナカセンセェ!
いつもどおりのつまんない話でもなんでもい~から、あとテキト~やっといて!

難読ネーム

「はい了解!」

というわけで早速…

まあ今回も大した話じゃないんだけど、「名前」についてちょいと語ってみようかな。

今さらかもしんないけど高校野球とか見てて改めて難解、判読不明な名前の子って多いんだなって感じたの。
そういえば競輪選手たちの名前もそういうパターンは増えてきてるよね。

もっとも競輪界ではすでにそういったレベルをはるかに超える存在も出現してはいたんだけどさ。

今はもう、ちょい古い世代って範疇に入るけど、「左京源皇(サキョウ ミナモトノスメラ/72期・OB)」という尊いお名前を持つ選手がいたの。
詳しいことは忘れちゃったけど、確か特別な家柄っつうパターンだったんじゃないかな?

ネットがない時代にも関わらず、旧競輪学校入る段階で噂がバーっと流れてきたもんね。
とんでもない?名前のヤツ…
じゃなくて、お方が今度入学するって風に…

で、デビュー後は、どの競輪場でも出場するときは関係者総出でお迎えをして、お客さんたちも大名行列のごとく土下座姿勢でレースを観戦してたんだったかな(すべてウソ)…(笑)

深い想い

あっ、でさ、もちろん否定ではないのよ。
俗に言う「難読ネーム」ってものに対して。
どちらかっていうと、その逆。

だって、親の愛情や思いがすごく伝わってくるじゃん。

きっと何日も…
どころかお腹にいるうちから何ヶ月もかけて一生懸命考えての命名だったんだろうからさ…

いろんなこと思い浮かべながら…

悪い意味でなく、他人様が読みやすいかより、我が子に対する想いの方に重きを置いたって感じで理解してんの、オレは。

ちょ、ちょっと~
な、なんであたしがいきなり妊婦さんになってんのよ~

ごて~ね~にダイコンまで持たせて…

あれ、あたりちゃん夏休みに入ったんじゃなかったの?

やっぱ心配じゃん!
げんに、こ~やってへんなもん勝手に描くし…

女は子供生んでダイコン持つものって価値観の押しつけだっていわれちゃうよ

ハッハッハッ
すいません
40年近く前の西武園で、こんな風にダイコンかかえたおばちゃんが必死に出走表眺めてた姿が記憶に残ってたもんで…

妊婦さんが?

ううん!
年配のげっそりやつれたおばちゃん(笑)

昔の競輪場って常に満員状態だったにもかかわらず、性別女性の姿見かけるなんてほぼなかったから印象深くて(笑)
穴場や掃除のおばちゃんたちは別にしてさ…
だから、今はいい時代になったよね(笑)

ふ~ん…
まあ、へんちくりんな男の人がたいりょ~に集まってるような場所には女の人はこわくて入れなかったろうけどね(笑)

オレの名前付け方

さて、話は戻るけど、オレはそういう親御さん「素晴らしいなあ」ってホント思ってんの。

オレは正反対…
っつうか、名前を考えたりってのが超苦手なタイプだったもんでさ。

だって、考え出したらキリないでしょ。

あんなのどうだろ、こんなのどうだろ…

そのうち面倒くさくなってきちまって…

大昔、なぜか我が家に同じ野良猫が毎日訪問してくるようになったことがあったのね。
で、だんだん仲良くなったんで名前をつけてやったのよ。
「ネコ吉」って。
(かわいいやつだったけど、ある日突然訪問が途絶えちゃった)

家族がお祭りでもらったカメを連れ込んできたときは「カメ吉」って呼んでたかな。
(その後、近所の小学校に寄付することになっちゃったけど)

ザリガニがいたときは「ザリ吉」だったし…
(ある日旅立ってた)

だからたぶん、やってきたのが犬だったら「イヌ吉」
タヌキだったら「タヌ吉」って名前にしてたんだろうなあ…
オレは…

もしね、もし仮にオレに子供がいたとしたらだよ(笑)
おそらく、そういうレベルでやっぱりつけちゃってたろうなって思うのよ…

ゆえにね、一生懸命愛情込めて考えた名前をつける親御さんは素晴らしいなって思うわけ。

センセェ、なんでもかんでも「きち」
ってつけてるみたいだけど女の子だったらどうするの?

「ネコ子」に「カメ子」かね?

オスブタなら「ブタヤロー」
メスなら「ブタオンナ」
こういうのも有りかな(笑)

センセェ、こころ病んでるね…

『ギャンブルレーサー』ってタイトル名はどうやって?

まっ、そういうオレなもんだからさ、マンガ作るとき何がイヤだったかってえと、作品名やキャラクターたちの名前を考えること。

ストーリーだったり、会話だったりを考えるのは重要な作業だけど、名前とかはある意味どうでもいいもののように思ってたし…

っていうか、ストーリーとか考えるのに脳みそ使いきっちゃってるから、それ以外はとにかく面倒くさくなちまうんだよね。

オレの代表的作品になっちゃった『ギャンブルレーサー』だって、そう。
作品名やキャラクター名無しのまま完成させて、出版社に持ち込むときあわてて適当につけただけのもんだったもん…

ネコに「ネコ吉」ってつけたのと一緒。

競輪→ギャンブル
選手→レーサー

ゆえに『ギャンブルレーサー』

いい加減でしょ?

でも、これがウソいつわりのない真実。

関優勝

とはいえ、主人公の「関優勝」って名前を決める時は少々時間を費やしたかな。

作品名が即決定したのとは違って。

原稿作ってた時は、あとでそれっぽいの考えりゃいいと思って仮の名前つけてやってたんだけど、いざ正式名をとなるとなかなか思い浮かばなくてさ。
さすがにこれは「競輪太郎」ってわけにもいかんと思ったし…

仕方ないから雑誌やら本やら色々めくってね…
面倒くさかったけど…

大きなタイトルに恵まれなかった男

で、「関」って名字は結局ボクシング関連の書物から引っ張ったんだ。

その昔、関光徳さんっていうボクサーがいたのね。

とても強くて、東洋チャンピオンになり世界も期待されてたんだけど、5度挑戦し叶わずって人だったとのこと。

ちなみにオレ、それまでの自分の人生に勝利だの栄光だのって全く縁のないもんだったのよ。

出版社に応募原稿送りゃ、即送り返されてくるし、毎日必死で通った競輪だって返り討ちに合うばかり…

ゆえに勝者なんて存在は全然リアルでなくてさ。
力が有っても無くても…

「勝利を目指し敗者となることこそ真実!」

だったのよ、オレには…

なもんだから、この関さんって方に思いっきり惹かれちゃってね…

ってことで名字は「関」に決定!

優勝

ホイ、次は下の名前。

こっちはやっぱり普段のオレ(笑)

「い~や、も~!ここまできたらあとはテキト〜で…」
「競輪選手に一番大きいフレーズって優勝だよな…」

ということで「優勝」!

本当は「ゆうしょう」で良かったんだけど、多少はひねり加えないとまずいかなあと思って「まさかつ」。

「ネコ吉」を「ネコの助」ってレベルのひねりだけど(笑)

すべていい加減

まっ、そして他のキャラクター…

っつうか、他の作品のタイトル名やキャラクター名の作り方もほぼ一緒。

読者だった方なら、なるほどって思ったでしょ?

ゆえに登場選手たちを実名で描けた『ギャンブルレーサー』は本当にありがたかったなあ~。

キャラクター名考える必要ないんだもん。

だから他の作品は地獄でした(笑)

まったくも~…
だからあたしのブログネームも
「張った!当たり!」
ってわけね

別に実名使わせてくれるのなら、それで全然いいんだけど
「やだ!」
っつったじゃん…(笑)

そりゃ女の子にとっては、センセェのかかわるものに登場ってだけでマイナスにしかなんないからね
あたしが今まで、どれくらいの人たちからサベツやゴカイをうけてきたか…(笑)

はい!
とゆ~わけで、今回はおしまい。
「さ~、夏やすみ!夏休み!」
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