104話B面『「個人」より「役割」優先!』

A面でちょっとふれましたけど、先日、どっかでひっそりやって、あっさりおわったダービーについてですが、今回のあたしたちには関係ありません。
とゆ~わけで、ダービーより先にやって連日大盛況で幕を閉じた西武園のはなしをもう少し。
地元で働いている身としては、やっぱり地元勢に優勝してもらいたかったのが正直なところ。
タナカセンセェだって、もちろんそうだったんでしょ?

ハッハッハッ
今回のブログ制作は4月の下旬だったもんね

さて
「地元に優勝してもらいたかった?」
って質問だけど
とくに、そういうのはないかもね

ただただ
「自分で買ってる車券、かつ配当がより高い方で決まってくれること」
それだけかな
でも、ほとんどのお客さんがそうじゃないの?(笑)

まあ、そうは言っても個人的につき合いがあるみたいな選手のことはやっぱ応援するし勝ってもらいたいとは思っちゃうよ。

と言いつつ、可能性が低いと思ったら車券は買わないけどさ(笑)

なにも、そ~正直にゆわなくてもさ~…
あたしもホントはそうだけど…(笑)

さて、それじゃ西武園の話にいくけど、今回、注目されてたのはやっぱり平原康多選手だったろうね。

平原康多(87期・埼玉)

イヤな言い方になるけど、力の衰えが見え始めたスーパースターが、地元の記念でどういう結果を残すかって思いも持ちながら観戦してるお客さんも多かったんじゃないのかな。

今回同様、地元5人優出の大宮で優勝逃してるだけになおさら…

あとさ、ジイさんになると、ついついこういう思いでも見ちゃうんだよね。

誰しもそうだけど、年齢とともにそれまであたり前に発揮できていた能力がだんだんと出なくなってくるでしょ。
そういう時期って精神的に結構こたえたりもするよね。

で、そこからまた生き方や考え方が変わってくるってのもあるじゃん。

(平原選手は今、どんな思いで走っているのかな…)

って、オレも自分の過去に重ねながら、決勝戦は特に興味深く観戦させてもらったな。

平原選手にとって、今回の記念はものすごく大きな意味を持つような気もしたしさ。

地元記念をあたり前に取れる存在であることを継続できるか否かが今後の寿命にもつながってくる気がしたの…

(なんとしても勝ちたいだろうな…)

なんて思いながら眺めていたのよ。

そしたら最終3角、驚いたというか何というか…

平原選手が優先したのは…

森田選手の番手捲りに乗る平原選手が、捲ってきた深谷選手を必死で止めに行ったでしょ。

平原選手後位の武藤選手が先に一発持ってってたし、その時かまわず前にだけ踏みに行ってたら優勝もあったかもしれないんだよね。

【4月23日/西武園74周年記念優勝戦】 最終3角、猛然と捲り上げる②深谷を、⑦武藤に続き①平原が必死にブロック

こういう時って、自身の勝利を最優先する選手も多いじゃん…
もちろん、それも正しい判断で「競輪道」に反するってことにはならないと思うのよ。

今の平原選手がそれをやっても、地元勢は誰も不満持たなかったろうしさ…

だけど、平原選手は普段同様の競走を選択。

個人のための競走は、する素ぶりすら見せなかったんだよね。

(う~ん…なんて出来た人間なんだろう…)

重ねて言うけど、あそこで自分のためだけに踏んでったって怒る客はそうはいないだろうし、むしろそのほうがありがたかったって人も多かったかもしんないよね…

岐路に立ってるときの考え方や行動は人それぞれだと思うけど、平原選手はこういう選択をする人間なんだと改めて認識させていただいたかな。

…な~んてことを考えてた今、実は今回の原稿送りギリギリのタイミングだけど、平原選手が『いわき平ダービー』の緒戦「特選」で快勝。

西武園優勝の眞杉選手を最後の最後まできっちりガードしながらの、「らしい」1着。

西武園の走りを、お天道さまは是と判断したのかな…

次走以降が楽しみ!

センセェ…
あんまり、そ~ゆ~ふ~にしゃべられると、ぼ~と~に、あ~ゆ~言葉をはっした あたしの立場がさ~…

ハッハッハッ
そ~ね!
ブログ更新日の今日はダービーもとっくに終わってるはずの10日なんだもんね

現時点ではだれが勝ち上がってんのかすらわかってないんだからさ(汗)

あっ、そ~だ!
ところで、センセェさが今までの人生で岐路にたったときって、ど~だったの?

おっ、無理やり話題を変えたね(笑)

オレの場合は、つねに討ち死にして徐々におのれを知った(笑)

なるほど、センセェ~はウチジニばかりのジンセ~でしたか…
ありがたいおはなし、ありがと~ございました…
「でわ!」

【追記】

なんと、平原選手が見事ダービーで優勝!
お天道様を味方につけ、人生の岐路で大きな勝利を獲得しました~!

センセェとは、おおちがい~っっっ!!!

A面マンガにもどる

SR65話B面『衝撃的だった?ある思い出』

本日のざれごと

春といえば、やっぱりおしゃれを楽しみたいシーズンですよね。
売り場で見かけるお客様たちのファッションも少しずつ…
う~ん…
やっぱ、あいかわらずかな…
ステキです(笑)

そうかなあ…?
「記念」の時も場内ながめて思ったけど、昔に比べて全然良くなったと思うよ

オレが競輪に通い出した頃から20〜30年は、たしかにお客さん達におしゃれを楽しむって感覚はほとんど無かったと思うけどさ…

あと決定的に違うのは、今は女性客もあたり前にいるってことで雰囲気は全然違うよね

いつの時代も美意識は女の人のほうが上なわけだし…

まあ、女性の場合、男の人みたく むとんちゃくってわけにはいかないからね

あっ!
でもね、個別なら女の人でも結構ユニークな人はいるっての忘れてた

実はさ、競輪場で遭遇したってわけじゃないんだけど、過去に、そのいでたちでオレの脳みそに強烈な印象残してくれた女性が1人いるのよ

へえ~、どんな?

じゃ、本日は その話をちょいと…

ビックリ!

ある程度昔の事ではあるんだけど、一応実在した人間の話なので多少ボヤかして話すことにするね。

春だか秋だか忘れたけど、とある大組織の運動会を見学に行ったことがあんの。
たしか、国会議員も顔出してたくらいだから、やっぱりかなりの規模だったかな。

でね、いろいろ競技を見物させてもらいながら周辺を何の気なしに歩いてたのね。

で、ちょうど家族席と指定されているエリアに入った時、思いもよらないモノが目に飛び込んできたんだ。イラスト

いちおう運動会らしく、見物客は地面に敷かれたシートの上で靴を脱いであぐらや正座ってスタイルだから全身が良く見えるのね。

でさ、目に飛び込んできたのはグランド側を向いて膝をついて声援を送っていたアラフォーくらいの1人の女性の足元。

オレ、一瞬

(ホントかよ!?)

って、思ったね。

強烈な足元

だってさ、両足とも履いてた靴下が穴だらけなの。

つい気づかずってレベルのものとは大違い。

「ねえ見て!見て!」

ってレベルの大きさの穴が、あちこちにポッコンポッコン…

オレ、頭混乱しちゃってさ。

繰り返すけど、大組織の運動会で来場者も相当いるのよ。
あたり前だけど、人目だって気になるよね。
ましてや女性だし…

しかも、そこに所属している人のご家族なんでしょ。
なおさらじゃん。

現実とは思えなかった…

ちなみに、その靴下を除いては、彼女も、一緒に座っている ご家族であろう人たちも、いでたちはごくオーソドックス…
その場に特に違和感を感じさせないファッションでいらっしゃったのよ。

みなさん小ぎれいにしてて、何かしら不潔感とか感じさせる…
なんてこともまるでなかったし…

なのに、なぜか その女性も、ご家族らしき方々も、その靴下に関しては特に気にしている様子はなかったのね。

(ひょっとして、オレのほうがおかしいんだろうか?)

とも思ったよ。

世の中にはダメージファッションとかってのもあるからね。

だけど考えてみりゃ、そういうのって見てるこっちだって何となくわかるじゃん。
でも、その女性の全身のファッションからは、絶対そうではないと思えるもんだったからさ…

なので、オレは頭がクラクラして、その場でしばらくボーゼン。

見てはいけないもの…
というより、ありえないものを見た…

って感じでさ(笑)

マンガを描いてるオレが言うのもなんだけど

(これってマンガ?)
(それとも、コント?)

いや、というより「事実はマンガやコントより奇なり」ってとこなのか…(笑)

まあ、あの女性はおそらく

(ど~せ汚れちゃうんだし、きれいなの履いたらもったいない…)

って考えの方を優先したんだろうとは思うけどね(笑)
人目よりもさ…

はは~ん…
ひょっとして、センセェが あたしをイラストにするとき、やたらと穴のあいた くつ下はかせるのって、そのせい?

ハッハッハッ
ピンポ~ン!

なんか知らないけど、とにかく頭に焼きついちゃってさ…(笑)
もうかなりの年数経ってるんだけど今でも時々浮かんできちゃったりすんの

改めて言うけど、その女性って靴下以外は本当にどこにでもいる普通の人って印象だったのよ
ゆえに衝撃的だったというか、ギャップがありすぎてさ(笑)

なるほどね…(笑)
まあ、たしかにギャップが強いほど印象にのこりやすいってのはあるもんね

ん!?
ってことは、あたしも ああいう くつ下はかされてるせ~で、お客さまたちにも けっこう印象にのこしてもらえてるのかな♡

いやあ~
けっこうイメージ通りなんじゃないの(笑)

まいったなあ…
でもまあ、あたしも家の中じゃフツ~にはいてるからなあ(笑)

オレだって、そうだよ
ハッハッハッ

アタタ…
お見ぐるしい姿をお見せしました…
さて、け~りんファンのみなさまは、くつ下をどれくらいまではいてますか?
どこで だれが のぞき見してるか わかりませんもんね(笑)
「でわ!」