は~い!
今回、ごと~じょ~は埼玉のほこる…
かもしれない、金子哲大せんしゅで~す
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今日は先行せんしゅならではのお話をうかがってきました~
♫パチパチパチ~♪
●さらに上での一発期待!
ハッハッハッ!
マンガの中じゃ一杯食った金子だけど、実際のとこは流れをつかんだりタイミングを計るのも上手な男だぞ。
最近は若いモンうまく騙して駆けさせるなんてこともやってるけど、まだまだ自力での先行捲りの破壊力は十分。
宿口(陽一/91期・埼玉)もでかいの一発やっちまったけど、金子だって他人騙すテクニックをさらに磨けばG1での活躍だって大いに有り。
32歳なんてまだまだ全然若いんだから、とりあえずは記念でもっと大暴れ出来るようになることを期待してえな。
埼玉主力の一人としてがんばれ!
●前も後ろも大丈夫!
金子くんといえば、身体のバネを活かしたダッシュ力でグレードレースでもたくさん活躍しています。
抑えて先行もするし、前受けからの突っ張り、引いてカマシ先行となんでもやるイメージですね。
最近のレースでは、若い自力選手に前を任せたりしているのを時折見かけます。
周りもレベルが上がって大変ですが、チャンスを活かして、これからもグレードレースで活躍してもらいたいですね。
余談になりますが、いい身体してるので食事とかも気をつけているのかと思ったら、まさかの野菜嫌いでほとんど食べないそうです、、、笑
●金を取った男!
金子哲大選手は同じ練習グループで彼が高校生の時から知っています。
今現在も競輪選手の中ではスマートな方ですが、高校生の時はとても細くて、本当に競輪選手になれるのか?心配していました。
しかし、のちに95期生の同期生となる相川永伍選手(95期・埼玉)と共に自転車はもちろん、ウエイトトレーニングの猛練習にしごかれ逞しく成長していきました。
彼が競輪学校(現競輪選手養成所)在学中のエピソードですが、記録会があったある夜にたまたま僕が金子選手の師匠の飯田威文選手(67期・埼玉)と食事をしていて金子選手から師匠に記録会の報告の電話が入りました。
競輪学校では記録会のタイムによって金、白、黒、赤、青とランクが分かれています。
その時の電話で金子選手は金を取ったと言うのです。
その時、飯田さんはもちろん僕も正直、彼が金色のゴールデンキャップを獲得するだけの能力があるとは思っていなかったのでビックリしました(笑)
飯田さんが
「金は何人いたの?」
って本人に聞き返したら
「僕1人です」
と金子選手。
67期性から始まったゴールデンキャップ制度。
ましてや埼玉から初めてのゴールデンキャップ。
そして67期〜95期が2000人以上いた中で金子選手はなんと9人目。
本人には大変失礼な話ですが本当にビックリしました。
●目指せ!G1常連
デビュー戦が千葉競輪となり、たまたま僕も同じ開催となりました。
ゴールデンキャップを獲得し大注目の彼はとても緊張していたので
「みんなから注目される事をプレッシャーに感じる必要は無いけど、名誉あるゴールデンキャップを獲得したプライドはしっかり持てよ!」
と伝えた覚えがあります。
覚えてないと思いますが(笑)
性格的には闘争心が強いタイプではなくマイペースで突き進むタイプ。
能力的にはG1常連であっても不思議では無いのでちょっと歯痒く感じていますが、埼玉の金子選手に年が近い世代はそのような選手が多くいます。
しかし最近、埼玉から強い若手選手がドンドン誕生してきています。
さらに埼玉が盛り上がるように金子選手の世代が若手選手に刺激を受けながら一緒に成長しGレースで活躍してもらいたいと願ってます!